SMC PENTAX 1:2.8 30mm

K2, KX, KM の発表に合わせてリリースされた K マウントレンズのうちの1本。つまり、この子も 40年前のレンズ。7群7枚、絞り羽根5枚、最短距離30cm、63x39.5mm、215g、フィルタ52mm。設計は高橋泰夫さんの 特開昭50-139733, US 3975091 かな。

Pentax K2 を入手したことをきっかけに、この変な焦点距離で有名な SMC Pentax 30mm F2.8 に興味が。珍品ということはさておき、いろいろな review をみてみるとやたらと評価が高い。FA31 と変わらないほどの評価を与えている人も。flicker とかに載っている写真をみてみても、確かに良い写りをしている。何にせよ「自分で使ってみなきゃ分からない」ということで、あちこちを探して状態の良さそうなものを入手。銘板の smc が小文字なので後期型。K2 に付けて使おう。(もちろん、半年後のフルサイズデジイチでも)

 K2+smc_Pentax30.jpg

K シリーズのレンズだけあって、実に K2 と合いますね。

フードは Nikon のメタルフード HN-2 を利用。作りの良い Made in Japan でお勧め。

それにしても、フルサイズデジタル一眼レフのリリースが半年遅れた結果、懐かしのフルサイズ一眼レフに走るというのも… ^-^;; いや、銀塩も面白いからいいのですけどね。

(2017/09)このレンズは画角も好きだし見た目も気に入っているのだけれど、前玉の裏辺りに拭きムラのような曇りが僅かながらあることが以前からモヤモヤと気になっていた。 そこで、PENTAX OB の方々がされている写真レンズ工房さんにレンズの分解掃除をお願いしてきれいにしていただいた。無限遠のピントにズレがあったとのことで、それも調整していただいた。(丁寧でかつ迅速なお仕事、ありがとうございます > 写真レンズ工房さま) 早速Asahi Pentax LX に取り付けて、パチリパチリ撮っています。気がかりがなくなり、とても楽しい :-)