PENTAX WG-8

PENTAX 銘に戻った防水コンパクトデジタルカメラ。2024年7月12日発売。9群11枚ズームレンズは 35mm判換算 28-140mm相当。1/2.3型裏面照射型CMOS撮像素子。防水/防塵性能:JIS保護等級8級相当/JIS保護等級6級準拠。2.1m高さからの落下に耐えうる耐衝撃性能、100kgfまでの重さに耐える耐荷重構造、-10℃でも動作する耐寒機能を持つ強靭なボディ。GPS・電子コンパス内蔵。

以前から雨の日用に(傘さして一眼レフ撮影は少々難しいので)防水タイプのコンデジ、しかもバイクに乗るときにも使える堅牢コンパクトなものがあると便利かなと考えていた。 一方一眼レフ偏愛主義(?)なので、コンデジはどうかなぁ?でも WG-8 で PENTAX 銘に戻ったし買おうかなぁ?と、一年ばかり逡巡していた。 2025/09、いろいろ勘案して、PENTAX を応援する意味も込めて購入を決定。

なんでも防水コンパクトデジタルカメラ WG シリーズは長い歴史を持つそうで、「WG History」によれば、本体のみでの水中撮影を可能にした世界初の防水コンパクトデジタルカメラは 2005年発売の Optio WP で、この WP が WG の原型とのこと。

 PENTAX_Optio_WP.jpg WG-8 の先祖 Optio WP

この祖先たる Optio WP 、実は随分前にジャンクボックスで入手しており、今も時折使っている。(ちっちゃくてかわいいので。) さて、WP 発売から約20年の歳月でどれほどに進化したのかも興味があるところです。

 PENTAX_WG8_WP.jpg WP と並べて

ちっちゃなWPと並べるとひと回り大きいですが、強靭なボディのうえ GPS とか電子コンパスとか機能てんこ盛りですからね。

防水性に加えて堅牢なのでバイク乗りとして有難いです。それから、デジタル顕微鏡モードとかのマクロ撮影に加えて、37mm のフィルタねじを使いステップアップリングを介したデジスコ撮影も楽しめますね。

ファースト・インプレッション(ひと月後)

ジーンズのポケットに入れっぱなしで、思ったときにパッと撮れるのがいいですね。GR とかだとホコリ問題とか体から蒸散する水蒸気による悪影響とか気になってしまうところだけど、防水防塵&耐衝撃なので全く気兼ねなくポケットに入れっぱなしにできます。画質については、1/2.3センサーなので光度が足りないと荒れちゃいますが、光が十分にあれば問題なし。 それからマクロがすこぶる良い!通常のマクロに加えて 1cm マクロとか、顕微鏡モードとか、散歩がてらに虫だとか小さなものを撮るのに重宝しています。 いい買い物をしたなー、と思っているところです。 今日もジーンズのポケットに入れて持ち歩いています。

BJ-11(DB-110用バッテリーチャージャー)

今どきの機器らしく本体充電が可能だけれど、あえて充電器を購入。

WG-8 に限らないが、本体充電が可能な機器類の弱点は USB-C コネクタ部分。USB-C コネクタ自体は抜き差しを想定した設計(挿抜寿命 10000回以上)だけれど、挿抜時に基盤へ掛かる応力が気掛かりなところ。(コネクタの固定方法にも依りますが。)基盤が壊れれば電子機器はオジャンなので基盤の損傷リスクを低減するため、普段は外部のバッテリー充電器を使っちゃおうという話。(長期 5年保証にしていますが、故障リスクは下げるようにしないとね)

サンプル:

色が揃っているので違和感ないですね

 wg8_sample.jpg 雨の日の彼岸花(縮小のみ)

Last modified:2025/10/01 18:26:32
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