雑記 - 計算尺 Diff

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電卓が広まる前に計算するための道具として広く使われていたという計算尺。アポロ司令船にも搭載されていたとかいう話。
1970年代頃まで理工系必須のモノだったらしいが、電卓(関数電卓)の登場により一気に駆逐されてしまったらしい。数学の教科書に計算尺の説明があったような記憶があるがちょっと定かでない。(もしかすると兄の教科書だったかも?)

それにしても計算尺のアイデアは実に素晴らしいと思う。もしも機会があれば是非手に取ってみて、どうしてこれで計算できるのか頭を捻ってほしい。先人と知恵比べしてみるのも一興なんじゃないかな。(ググったりしちゃ面白くないよ :-p )

!HENMI No.2664S
この計算尺は、H27.03 に退職される中村純先生の研究室から出た廃棄ゴミの中から救出したもの。文字通り埋もれていたのでとても汚れていたのだけど、ちまちまと磨いてきれいにした。[[裏面の刻印|http://www.keisanjyaku.com/sliderule/stamp/kokuin1.html]]が ML となっているので、私が生まれるより大分前の 1962年12月製造ということだそうだ。計算尺全盛期の頃の逸品。

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カーソルの赤い線が消えてしまっているので、そのうち朱入れしておきたい。

!Concise NO.27N
この計算尺は、H27.03.25 東工大奥田先生の退職記念祝賀会の前に、会場(ホテルモントレ銀座)近くの伊東屋さんに立ち寄って購入したもの。Concise の計算尺は触ったことがなかったので、お試しのつもりで一番小さいものにしてみた。

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!Faber Castell Novo Duplex 2/83N
究極の計算尺とも言われている逸品。ドイツ本国のサイトで注文、2015.04.04 受け取る。小包の中に、Faber Castell の鉛筆が一本おまけで入れてあった :-)

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何に使うのかわからない見たことの無い尺が幾つもある ^-^;;

ちなみにケースの中には独語で書かれたマニュアル、それとは別に英語で書かれたマニュアルのコピーが同梱してあったので、それらを読めば分かるはず。(謎解きを楽しむため、すぐには読まないけどね)