雑記 - Super-Multi-Coated Takumar 1:3.5/28 Diff

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スクリューマウント時代の広角レンズ。28mm F3.5 は 2つ型があるが、フィルタ径 49mm の後期型(1971年頃から製造されたもの)。7群7枚、絞り羽根 5枚、58x41.5mm、212g とコンパクト。光学設計は風巻友一さんの US3506339A だろう。

2018/06、可部のキタムラさんのジャンクコーナーにて、[[Super Takumar 1:1.8/55]]と一緒に発見。Auto で絞り羽根に粘りがあることと、前玉にごく小さな傷があるが、カビなどは見当たらず。せっかくの名玉なので確保した次第。(ジャンクで安かったし ^-^;)
傷付けないようのんびりと整備してちゃんと使えるようにしよう。
→ 前にバラした人が緩み止めで付けたらしき接着剤が強固すぎて(そもそも付けるなよ、アホが…)、粘りが気になる肝心の絞りユニットが取り出せない。仕方ないのでパーツクリーナーでじゃぶじゃぶ洗浄・乾燥の後、極々少量注油して絞りを(まぁまぁ)滑らかに動くように。レンズを組み付け調整、ばっちり使える状態にした。(絞りピンの動作はやはり重いが…)試写してみたが、いい写り :-)

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(メモ)Nikon のレンズには緩みどめ剤が使われているらしい。無水アルコールをたっぷり付け時間をおいて浸透させたのちに緩めるのだとか。
バイクとかで使う緩みどめ剤(ロックタイト)はアルコールや溶剤等に対する耐性があったと思うので試さなかったのだけど、時間があるときに試してみるかなぁ。

(2021.10)絞りピンの動作が今ひとつということもあったので、HD DA☆16-50mm の下取りキャンペーンに出すことに。