SMC Pentax-FA SOFT 85mm F2.8

絞り値をコントロールすることでソフト効果をコントロールする中望遠ソフトレンズ。4群5枚、FREE(Fixed Rear Element Extension)システム、絞り羽根9枚、最短撮影距離50cm、フィルター径 52mm、66x60mm、305g。 設計はおそらく平野博幸さんの特開平03-138612( US5267086 A )だろうと思う。

F2.8-4.5 でソフト効果が得られ、F11以上に絞り込むとソフト効果が無くなる。説明書を読むと「撮影モードは絞り優先自動露出やマニュアル露出が使える」とあるが、機械式絞り連動レバーの無いデジタルボディでは絞り優先自動露出は使えない(つまりマニュアル露出のみ)ということに注意。絞り連動レバーのあるフィルム機の MZ-S とか使えば、連動レバー経由で絞り値がボディに伝わるので確かに絞り優先自動露出が使えます。(デジタル機で試したら絞り値が伝わらないから「ん?壊れてる?」としばらく悩んだんですよね、恥ずかしながら。)

絞り量による前ボケと後ろボケの違いなど、まずはいろいろ調べてみることにしよう。

 20170504_minaga_fuji.jpg

三永水源地の藤、光の中で輝いているような。

少々使いにくい点もあるけれど、大きな特長があるレンズなのでとても面白いですね。人によるかもしれませんが、個人的にはお勧めのレンズです。光をもっと操れるようになれば、もっと面白いだろうなぁ。

Last modified:2017/05/04 20:21:20
Keyword(s):[レンズ] [Kマウント] [FA]
References:[Lens] [SMC PENTAX 67 SOFT 1:3.5 120mm]