雑記 - HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE Diff

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コンパクトな望遠ズームレンズ。11群14枚、9枚絞り(電磁絞り)、最短撮影距離 0.95m、フィルタ径 58mm、76.5mm x 89mm、442g。
8群12枚 の HD PENTAX-DA 55-300mmF4-5.8ED WR とは光学系も違うので別物。

光学設計は小織雅和さんの特開2017-53977かなと思ったが違うみたい。(しばらくの間この特許情報の図面が閲覧不能だったため数値だけで勘違い。図面を確認したら構成が違った…) →
(2017Aug追記)おそらく同じく小織雅和さんの特開2017-142349 ではないかな。この特許の最後群 (P群)を省いたものと一致しているように見える。→(2017Sep追記)が、、、、うぎゃぁ。どうやらまた違った模様。古賀知也さんの 特開2017-156741 みたいですね。これはレンズ枚数も一致してる。

それから、レンズ鏡筒周りのメカニカル部分については、鈴木洋輔さんの特開2018-22008が出されているようだ。

AF はフォーカス群を軽量にし高速に、また沈胴構造のためとてもコンパクト。しかも軽い。

コットンキャリアストラップショットでバックパックにぶら下げたカメラボディに(ほぼ常時)付けて使用中。自転車で走りながら見かけた鳥や花を撮っているのだけれど、実に塩梅が良い。55-300mm という撮影レンジ、高速な AF、ロック付き沈胴構造によるコンパクトさと軽さ、そして何より画質がえらく良いこと。オススメの望遠ズームじゃないかと思う。(機動力を考えると 50-135 や 60-250 の出番が減ってしまうかも。もちろん解像能力は★レンズには敵わないですけどね。)

このレンズ、とても良いのだけど、たった一つだけ気になっている点がある。通電(電源ON)しないとピント環が動作しないのだ。おそらく沈胴構造化と軽いフォーカス群にするためにピント環とレンズユニットを物理的に繋げなかったためだろう。私はシャッターを切る前まで電源を入れない撮影スタイルなので、光学ファインダーを使って対象物を観察しようとしたときに少々困るのです。(そんなの電源を入れておけばいいだけじゃん、と言われそうだけどね。^-^; )と、個人的な小さなケチを付けたものの、コンパクトさ(沈胴構造化)と高速なAF(軽いフォーカス群)という優れた特長があります。このレンズは間違いなくオススメです。

K-S2 に付けてテレ端近く(260mm)で撮り、50%縮小の後に crop したもの。羽毛もしっかり解像していて、なかなかのものでしょ。(スズメ、かわいい♪)

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(2016/11/24追記)なんとなんと3年以上前にリリースされた K-3 や K-50 でも電磁絞りを使えるようにするファームウェアがリリースされました。これは素晴らしい対応! GJ です > Ricoh-Imaging

(2019/05/07)KP と一緒に修理センターに送ってチェックしてもらう。何分利用頻度が高いので。→(2019/05/17)受け取り。基板交換とホコリの混入もきれいにしてもらったし混入も掃除してもらって、これでまた楽しく撮れるなー。:-)

(2021/01/31)AFが効かなくなった orz... 本体側からは MF にしか見えない。バイワイヤだからだろうかフォーカス環も効かない。しくしく… 修理に出すべきか、いっそのこと買い換えるか

(2021/04/25)K-3 markIII が届いたので、[[KP|Pentax KP - Ricoh Imaging]] と共に病院送りに→(2021/05/16)受け取り。