雑記 - Olympus OM-2 Diff

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1975年11月発売。絞り優先の電子制御シャッターを装備した AE一眼レフ機。フィルム面の反射を測るTTLダイレクト測光機能を有す。Olympus OM シリーズは、Asahi Pentax のライバルなので一台は所有して試してみたい。;-)

職場(別部署)で廃棄処理されたもの。かつて生物系の研究施設でNikonの顕微鏡に取り付けて使われていたようだ。
再び使えるようにするために幾つかの店に修理を打診してみたが、電子カメラである OM-2 なので色よい返事がなかった。(後述するカメラ屋の方によると、とにかく電気的に弱いカメラらしい。静電気で基板が壊れることもあるとか。そりゃ、普通の修理屋さんだったら敬遠するだろうなぁ。)

というわけで、ネット経由で知った関東の某カメラ屋さんが専門修理業者への仲介をしているようだったのでそこに依頼し修理完了。(2021.11.24)

縁合って手にしたこのカメラ、実のところかなりのパーツ交換を要する重整備になったけれど、後悔はない。この時代の一眼レフはただの飾りにしてしまうのではなく、やはりもう一度フィルムを通してあげたい。現役時代にミクロの世界(顕微鏡)しか見たことがないこの子に、マクロな外の世界も見せてあげたいと思う。
あと Olympus OM シリーズは Asahi PENTAX がライバル視していたカメラ([[MX|Asahi Pentax MX (Black)]] は OM-1 より 0.5mm ずつ小さい ^-^;;)なので、敬意を込めて復活させたいという気持ちもあり。(ちなみに OM-1 や M-1 は中古市場でも結構見掛けるけど、きちんと可動する OM-2 は交換部品がないためでしょうか、少ない気がします。弱く壊れやすいということなんだろうなぁ…)

レンズは鉄板の 28mm F3.5 (中古購入)と 75mm-150mm F4 (ジャンク箱から購入 ^-^;;)を入手済み。それにしても OM シリーズのレンズは玉数が少ないなぁ。標準レンズとか全然見つからんのだけど。たまに見掛けてもレンズが曇ってるし。(もしかして、誰かが買い漁ったのかな?)

あと、フォーカシングスクリーンが顕微鏡用(おそらく 1-12)だったので、一般レンズ用の 1-1(新品はないので中古)をオンライン経由で富士越カメラさんから購入。こちらのお店、主にライカを扱ってるお店だからでしょうか、商品のパッキングがとてもきれい。こういったところ、カメラ屋さんによって随分と違いがあって面白い。(稀にだけど、箱を開けたらタバコ臭いような中古カメラ店もあったりする。昭和の時代ならまだしも、今ではそれだけで印象がマイナスに振り切れるから気をつけた方がいいと思うんだけどね…あえてお店には言わないけど。)

同市内に新しくできたリサイクルショップに行ってジャンク箱をみてみたら、状態のよい auto-s 1:1.8 50mm を発見。ラッキー。(2023.10.28)