電源ユニット関連

電源ユニットも結構トラブルの元になります。 突然電源が落ちたり、システムが固まってしまったり。

壊れた電源ユニット

通電したら、爆竹が破裂したような激しい音と煙。電源ユニットを開けてみると、、、

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コンデンサの頭が割れているのが分かるでしょうか。劣化した電解コンデンサが電圧に耐えられず破裂しています。 同じ電源ユニットを積んだサーバのものも調べてみると、

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このように電源ユニットの電源コンデンサが破裂した状態でも、PCは何となく動き続けます。しかし電源電圧の平滑化が不十分なために、突然システムが止まってしまったりします。

このケースでは電解コンデンサを交換すれば直るでしょう。

基板のハンダ割れ

突然固まるなど挙動があやしくなったという Epson の PC 。実はこの PC と同じ型式のものが職場に何台かあり、その多くが MB の電解コンデンサに問題を抱えていたので、まずは MB の電解コンデンサをチェック。MB は大丈夫そうな顔をしていたので、次に電源ユニットを疑ってみます。付いていたのは EVP-1655 (ElanVital) という電源ユニットです。

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電解コンデンサは一応大丈夫そうな顔をしています。ついでに基板を外してよく見てみると、、、AC100V 入力から基板へのコネクタ部分のハンダが割れてました。(両足とも)

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これはハンダごてで直しておしまい。しかし、力がかかる場所じゃないのに何でハンダ割れしたんだろう? web で調べてみると同じ事例があるようです。何か設計に問題があるのかなぁ。

Last modified:2007/09/04 13:47:36
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