雑記 - ハードディスクコピー(Mac OS X) Diff

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'''(2008/12/31) ちょっと内容が古い(かなり前の OS X を想定している)ところがあるので(たぶん)近いうちに書き直します。(たぶん。)とはいえ ditto を使うこと自体は変わらないので下記の内容でも参考になると思います。'''

Mac OS X で内蔵ハードディスクの内容を丸ごと別のMacのハードディスクにコピーする方法について説明します。

最近の Mac は、T を押しながら起動することで、Firewire mode での起動することができます。
(Firewire ディスクやUSBディスクは、/Volumes/Macintosh\ HD ??等にマウントされます。)

ここでの説明は、Firewire mode で立ち上げた Mac を外付け HDD としてマウントし、ディスクコピーをするというものです。合計 3台の Mac を使っていることになりますが、他のシチュエーションにも応用できるはずです。

!コピー元、コピー先の Mac の接続
コピー元となる Mac (src disk)とコピー先となる Mac (dst disk)を Firewire mode で立ち上げた後に、Firewire port を 2つ持っている Mac に接続します。

ここでは、src disk の方が /Volumes/Macintosh\ HD\ 1 に、dst disk の方が /Volumes/Macintosh\ HD\ 2 にマウントされていると仮定します。  

!マウントされたディスクの属性変更
次にこれらのマウントされたディスクの属性を変える必要があります。
ディスクのアイコンを選び、Cmd+i して情報のパネルを開きます。所有権とアクセス権をクリックし、「このボリューム上の所有件を所有権を無視する」というチェックを外します。これで Firewire 接続されたファイルの属性が本来と同じものになります。(仮にこのチェックを外さないと、disk copy しても kernel panic で起動できません。)

!dittoでのコピー
ditto コマンドでコピーします。
cd /Volumes/Macintosh\ HD\ 1
ditto -rsrcFork . ../Macintosh\ HD\ 2/

!起動ディスクの変更
最後に、Mac OS X installer CD-ROM 等を使い、
起動ディスクを新しいディスクに設定する。
これで新しいディスクから起動できるようになります。

!マシン固有情報の変更
network 未接続状態で起動し、マシン固有の情報(共有名、/etc/hostconfig のHOSTNAME)を設定します