雑記 - Pentax 645D Diff

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2010年発売。PENTAX初の中判デジタル一眼レフカメラ。ケプラーテレスコープ式トラピゾイドプリズムファインダー、
総画素数約4001万画素原色フィルター/CCDセンサー(Kodak製 44×33mm、画素ピッチ…6.0μm×6.0μm)搭載。

2014年の春だったか出張の折り、新宿のスクエアで初めてさわった 645D。ハンドリングの良さや使いやすさなど非常に高印象だったことを覚えている。そして Kodak 謹製 CCD センサーへの興味に加え、PENTAXの 645 レンズは解像度が非常に高いにも関わらずとても安価に入手できる現状。
そんなわけで 645D への興味は静かに燻り続けていた。
とはいえ中古でも 645D ボディは決して安い買い物ではないので長らく考えないことにしていた。

ある日溜まったポイントと使用頻度が少ないレンズを下取りに出せば「あれっ?ほぼロハで入手できる!」と気づいたのが運の尽き、この際にと中古良品を購入。(結局差額 2445円で入手。)
色々勘案するとタイミング的にも今がベストだったのだろうと思っている。(2022.10)筐体に大きな傷など見つからず全体的にとてもきれいに保たれており、シャッタカウントも調べてみたら 5500 程。(シャッターユニットは耐久レリーズ数約5万回らしいので、まだまだいけますね!)推測だけど前のオーナーはかなり大事に使われていたことだろう。

 {{attach_view('PENTAX_645D_Q.jpg')}} [[Q|PENTAX Q - Pentax Ricoh Imaging]] と並べて( 2011年の PENTAX のメッセージ「よいカメラとは何だろう。」の組み合わせ)

ボディだけで 1.4kg と重たい(それでも 1.8kg あるバケペンよりずっと軽い)機種なので、どんどん持ち出すという訳にはいかないだろうが、リズムを変えて風景などを撮影したいときに持ち出したい。
(のんびりとね。)

それから購入のもう一つの理由として、、、67 や 645 の中判フィルム機でポジ撮影するのも楽しいことはよく知っているのだけれど、現在のフィルム価格のトンデモ高騰や現像所の急速な減少(特に地方では…)など、残念ながらフィルム撮影を気軽に楽しめる状況ではなくなっていることもある。もちろん先のことはわからないですが。(Kodak さんは何処かと違ってフィルム製造に力を入れようとしているので、いつか状況が変わってくれるといいのですが。世界情勢も危ういことになっているから全く予測できないですね。)と、このフィルムをとりまく情勢の悪化は [[67 バケペン|Asahi Pentax 67]] を手放した理由の一つでもあるが、デジタル中判ならばこのフィルム問題はないので、心配することなく気楽に楽しめるという目論見。

メインが Kマウント機なのは揺るがないけれど、気分によって可愛い Q やカッコいい 645 も使えば楽しみが広がるに違いない。

(2023.03)光学ファインダーでの撮影が楽しくて時々持ち出していますが、メチャクチャいい写りですねぇ…これが中判デジタルの力か。

(2023.06.05)645Z が在庫限りとの情報。645D 発売から 13年、取り巻く状況を考えれば 645 系列は潮時なのかもしれないですね… ちょっと寂しいですが。よし、この 645D を大切に使おう!

!液晶サイズ
いまさらながら、背面液晶の表示部分が 645(60mm x 45mm)だということに気づいた。(注:黒縁の非表示部分があるので、保護フィルムサイズは +5mm の 65mm x 50mm です。)
ちなみに表示部分だけみれば [[Ricoh GR]] と同じなんですね ;-p