PENTAX K10D

2006年に発売され大ヒットした APS-C デジタル一眼レフボディ。1020万画素ソニー製 CCD センサーを搭載。防塵防滴構造、PRIME画像エンジン、ボディ内手ブレ補正(SR)、ダストリムーバブル(DR)、ハイパーマニュアル、等など。

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(2022/03)auto focus 微調整可能な CCDセンサー機を入手しておきたいという思いもあって購入。ネジ頭などに若干のサビがみられ使い込まれた感じはあるが、交換されたグリップが好感触だった。なお、シャッターカウントは 7千枚強だったので、まだ大丈夫ですね。本家サイト に「動作精度と10万回の耐久性を兼備するシャッターユニット」と書いてある。)

同年代のレンズ(FA20-35 とか DA17-70 とか)を付けて試写してみたが良い写り。まだまだ現役でしょう、K10D。やはり CMOS センサー機とは何か違う感じを受けますね。

(2022/04/02)新品バッテリーが安く放出されていたので予備に一つ入手。

(2022/05/28,29)28日、あけぼの町にて陳列棚に置かれた K10D を見つける。外観は良さげな雰囲気。その他にも PENTAX な品々、LX とかジャンクの K200D とか 67 アダプタや 645 アダプタ等などが有った。(説明し難いが)どうも気になるので翌日再訪し K10D を直接見させてもらう。ネジ類も錆びておらず全体的に使用感は少なめ。直感的に istD を手にしたときと同じ「当たり」の感触だったので迷わず購入。(価格は先に買った K10D とほぼ同じで、1万円でお釣りが来る価格。)帰宅後シャッターカウントを調べたら、わずか2700枚程のうえ、ファームウェアも ver.1.0 のまま。前ユーザはあまり使わず保管していた大当たりっぽい。先に買った一台は予備?に回し、状態の良いこちらをメインにしよう。とりあえず SDM レンズも使えるように firmware を最新 1.31 に上げた。

 PENTAX_K10D_K10D_K200DW.jpg K10Dが2台…ん?その後ろは?

debug mode

debug mode に入る隠し技がある。これを使えば、auto focus の微調整が可能。(istD では debug mode に入れるが、auto focus 調整は出来ない…)PentaxForum 辺りを参照のこと。

CCD と CMOS

どっちが良いかとか、色乗りだどうこうだとか、よく論争になったりしているそうで。

どちらも photo transistor を使った素子なので違いはない、という意見は一見正しそうに思えます。ですが photo transistor 自体の特性や読み出し回路の差異のほか、センサー前の集光レンズや色フィルタとかにも違いがあるはずです。さらに言えば撮像センサー単独の比較にはそもそも意味がなく、画像処理エンジンまで含めてどれだけ差異があるのか考えないといけないでしょう。なので(オカルトチックな言説は無視するとして)これらのカメラの画質に何らかの違いがあることは真なのではないかと思います。 とはいえ、念の為書いておきますが、「CCD は温かみがある、云々」みたいな話は私にはよく分かりません。(大体「温かみ」って何よ?ワインとかの味わいを表現する語彙みたいなもの?)

ちなみに CMOS センサーであっても会社が違うだけで(あるいは世代が違うだけで)その特性は違うのですよねぇ。そしてカメラメーカーさんが機種毎に画作り(PENTAX なら CI カスタムイメージ)の色調が変わらないようにするためにどれだけ苦労して画質調整されているか考えれば…。

D-BG2 バッテリーグリップ

(2023.12)美品を入手。明るいところで見たらこれ K10D Grand Prix edition のバッテリーグリップだな。(ラバーがブラウン)まぁ動作には問題ないから気にせず使おう。(Grand Prix ボディは何処行ったんだろ?)

Last modified:2022/03/09 12:27:08
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