Pentax K-01 - Pentax Ricoh Imaging
「不朽、信頼、感触」 Marc Newson デザインの K マウントミラーレスカメラ。少し価格がこなれてきた 2012年4月末、レンズキットを購入。
ちょっと他には無い大きさとデザインのミラーレスカメラ。しかし中身を見てみれば、基本に忠実に作られた K マウントの APS-C デジタルカメラで、画質はとても良好。拡大表示やフォーカスピーキング機能を使うと(上の写真の XR Rikenon のような)マニュアルフォーカスの古いレンズも非常に楽しく使うことができる。 何よりポップなデザインのおかげで、被写体の自然な笑顔が得られるのではないかと思う。
ヘルメットを被っていても使える K マウントカメラであることも、個人的には良い点だったりします。
(追記)当初この手のミラーレスも良いと思っていたけど、外で使う時にファインダーが無いのは少々辛いですね。なので稼働率は低い状態です。やはり K マウントは OVF でないと。ただこの機種はいろんな意味で記念的なモデルだと思うのでずっと手元に置いておくつもり。
(追記2)昔の写真を見返していて「おっ、これ上手く撮れてるな。何で撮ったんだろう?」と調べてみたら K-01 + XR Rikenon 50mm F2 だったというものが沢山ありました。ファインダーが無いということを差し引いても良いカメラなのは確かですね。大事にしよう。
(追記3)10年経過して評価は変わったように思う。こんなカメラ、他にないですよ。プロダクトデザイナーの雄、Marc Newson、やはり凄い。発売当時に心無い言葉で貶していた連中のこと、私は忘れませんよ。(思い出すたびに腹が立つ。)あと「なんちゃってミラーレス」なんて呼ばれるのも実のところ快く思っていません。
付属ストラップについて
他所でも指摘されているが付属しているストラップの内側の黒い軟素材が経年劣化(加水分解?)でボロボロ落ちてくる。新品の時は気持ち良い手触りだったのだけど、経年劣化のことも考えて素材選びに注意して欲しかった。(こういう素材選びの話は、どこの業界の製品でもありますね…)なお、このストラップ O-ST120(絶版)の素材は後に変更されています。
ちなみにこの内側のボロボロ落ちる素材はぬるま湯を掛けながらナイロンブラシ等でゴシゴシと擦ってやれば簡単に綺麗さっぱり取り除くことができます。そうしてきれいに再生させました↓ ;-)(2022年5月)
きれいにしたストラップを付け直した図
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References:[Camera] [PENTAX MX-1]