SMC Pentax-FA★ 400mm F5.6 IF
1kgちょいの軽量な超望遠レンズ。画角6.2度、8群9枚、絞り羽根8枚、最短撮影距離 2m、フィルター径77mm、83x199mm、1.14kg。設計はおそらく丸山晃一さんの US4966449 A(の Example 4 )ではないかな。
tweet 経由で知り、ひと月以上悩んだ末に購入。古いレンズで球数がかなり少ないということもあり、ほとんどお目にかかることはない代物。ただレアであることは正直どうでもよくて、DA★300mmとほぼ変わらない重量の超望遠レンズであることに強く惹かれた。(DFA150-450 は最新の高性能超望遠レンズだが、なにぶん 2kg と重いのが、ね…)しかもFA★レンズなので性能は折り紙付き(のはず)。修理に困る可能性はあるのだが、SDM なレンズよりは壊れ難いのではないか、と思ったり。もちろんFA★なので、古い銀塩一眼レフ(K2, MX, MZ-5)でもバッチリ使えるというのも利点。
届いた段ボール箱が小さくて「?!」となったが、開けてみてコンパクトさに驚く。いや、数値の上では知っていたんだけども、ハンドリングは DA★300mm と大差無いというか、鏡筒の太さは FA★400mm の方が細いので小さく感じる。まだ本格的に使ってないのだけど、これは取り回しがよくて持ち出しやすそう。(重いは正義だけど、軽いも正義だなぁ)
鏡筒の外装がシルバーなのだが、これが少々問題かもしれない。いや通常の撮影では問題ないのだけれど、鏡筒の反射で鳥に気付かれてしまうような気がする。というわけで、外装に巻き付ける偽装テープ(?)状のものを使用してみることに。
以下、撮った物のサンプル例。
まずは、斜面を走り回っていたハクセキレイ(50%縮小& crop の後に 80% jpeg 圧縮)
超望遠レンズだから仕方ないことだが、ピントが薄いのでなかなか難しい。AF の癖や MF操作などただいま練習中。
今度は川辺にいたキセキレイ(crop の後に 90% jpeg 圧縮)
池に浮かんでいたカモ(絞り開放、crop の後に 80% jpeg 圧縮)
エナガ(50%縮小 & crop 後に 80% jpeg 圧縮)少々白飛びしているのは当方のミス
なお、上の写真はいずれもシャープネスを掛けてない。
いろいろ試した感じでは、露出を低めに撮った方がいい印象。
Keyword(s):[Kマウント] [レンズ] [FA★]
References:[Lens]